21世紀、源氏物語を観る、聴く。

大宝律令千三百年の年に

雅楽 源氏物語とは

西暦七百一年、大宝律令、冶部省に設置された雅楽寮は

わが国古来の音楽と中国、朝鮮半島から伝来した外来音楽を

宮廷音楽として司った。

楽制改革は約二世紀をかけ、新しく創作された雅楽、朗詠等

を加え、平安期に「日本雅楽」として完成された。

平安雅びの世界はまさに雅楽の世界でもある。

更に、日本が世界に誇る数々の平安王朝文学が誕生し、現在

でも世界各国で翻訳され愛されている。

特に、源氏物語の存在は、歴史を超えて読まれている作品で

あり、文中の雅楽の有様はまさに雅びのエッセンスとして

数多く存在している。

本公演は、宮内庁式部職樂部のメンバーに主体に創設された

東京樂所の皆様による演奏と舞が、源氏物語から抜粋され

展開されます。

二十一世紀、源氏物語を雅楽〜舞台芸術としてわかり易く

解説を交えて紹介し、雅びの世界を聴いて、観て、楽しんで

頂ければ幸いです。

                                                                                         (野原耕二 音楽プロデューサー)